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Reらいふ
2018年05月18日
未来へ向けての体験 ひと味違った保育園(2018年5月17日放送)
今週のテーマは「一味違った」。
きょうは、従来のイメージから進化した一味違った保育園を紹介します。
宮崎市内の商業施設の中に今年オープンしたフェニックスキッズ。
内閣府がスタートさせた企業主導型保育事業に認定を受けた保育園です。
企業主導型保育事業により、認可保育園と同等の支援を受けることができるため、安い保育料を設定できました。
保護者が提携企業に勤務していれば、一律、月額1万円です。
もちろん提携企業以外にお勤めの場合でも入園でき、一般的な料金より安くなっています。
現在 宮崎市内の4ヵ所にあるフェニックスキッズ。
これからの時代を見据えた一味違った保育内容も魅力です。
まずは、特色ある知育プログラム。
子供の描いた絵が、特殊映像の中で動き出しています。
日常的にこんな体験ができるんですか?
こちらは、宮崎大学教育学部、湯地先生と提携した知育プログラムです。
園庭遊びを宇宙遊びに代えて、子供たちに、より多くの経験をしてもらおうという取り組みです。
自分で描いた絵が動き出すことで、宇宙散歩のような遊びを体験することができます。
また、パソコンとの関わりが不可欠な時代。
コンピュータとの対話に使う「論理的な言葉や思考」が自然に身につくようにと、週一回、プログラミングの時間も、もうけられています。
「アルゴリズム」、つまり表現力やコミュニケーション力、解決能力を養うことを目的としています。
さらに、国際ライセンスを持った先生による英会話教室は、児童英検に基づいたカリキュラムですすめられます。
より現実的なコミュニケーションに近づけたシチュエーションで、楽しみながら学べるレッスンです。
この子たちが大人になる未来は、「世界」と「コンピュータ」を抜きには語れない時代だと思います。
子供たちが、その未来に向かって逞しく成長し、想像を超えた可能性を広げるためのお手伝いができたらと考えています。
現在フェニックスキッズと提携している企業は35社。
保育料一律 月額1万円という負担軽減を実現し、地域貢献を加速させるためには、さらなる提携企業が必要です。
子供達の未来を考えた、一味違った保育園。
たくさんの人達に興味を持ってもらい、支えていくことが望まれます。