番組表
Reらいふ
2018年05月22日
宮崎が目指すのは・・・「日本一の読書県」(2018年5月21日放送)
今月は図書館振興の月ということで、今週は図書館に注目します。
実は今、宮崎県が目指しているものがあります。
それは・・・「日本一の読書県」です!
3年前に県が打ち出した「日本一の読書県」。
その取り組みとは?
宮崎県内どこに行っても本がある、大人も子供も読書する姿がいろんなところで見られ読書が心の豊かさにつながっている、そのような姿をイメージして様々な取り組みを行っています。
現在、県立図書館で、中高生におすすめしたい本についての作文を募集して読書活動を推進するなど「日本一の読書県」を目指す活動は様々です。
さらに「学校司書エリアコーディネーター」の配置もそのうちのひとつ。
学校の先生などと連携して図書館の利用活性化のため活動しています。
現在県内には6人いて一人がいくつかの学校を担当しています。
宇野鮎子さんは昨年度から日向高校を拠点に学校司書エリアコーディネーターとして活動していて、その実績が評価され日向高校は文部科学省から表彰されました。
話を聞きながら本当に必要なものを手渡していくという、対話型だと思うんですけどそこのところに力を入れてやっています。
【生徒の声】
- 「すごく開放感を感じていい場所だと思ってます。」
- 「どんな本があるのかとか聞いたらすぐに答えてくれるので、すごくありがたいです。」
生徒だけでなく読書が趣味の先生も図書館に・・・
保健や体育の授業で使えるような本を借りています。
さらに授業でも図書館を使うなど、先生・生徒が一丸となって活用に取り組んでいます。
また受験勉強や進路に役立ててもらおうと3年生を受け持つ先生を中心に意見交換をして要望がある本をそろえます。
これらの取り組みの結果、昨年度の本の貸し出し冊数はもちろん、推薦入試の合格率も伸びました。
県内にも広げてリードしていきたいと考えています。
生徒とももちろんそうですけど先生とも対話を重ねていって図書館として意味のある場所にしていきたいです。
様々な活動が図書館の振興につながっています。
本に親しむ環境づくりで読書県・宮崎を盛り上げていきたいですね。
■日本一の読書県について、詳しくは・・・
県生涯学習課
TEL:0985-26-7244
■静かなイメージの図書館で生徒達がおしゃべりしながら楽しそうに本を手に取る姿が印象的でした。
■日向高校の図書館には、市立図書館から借りられてきた本なども多く、生徒や先生からの要望にできる限り応えるように本を置いている。
■県立図書館では図書館から離れたところに住んでいても県立図書館の本を借りられるマイラインサービスを行っています。ご紹介した作品募集と合わせて詳しくは県立図書館のホームページを見てみてください。