番組表
Reらいふ
2018年05月25日
図書館へ行こう! 新富町「きらり」(2018年5月24日放送)
新富町総合交流センター「きらり」にやってきました。
今月は図書館振興の月。
図書館の魅力を再発見しませんか?
中庭をぐるりと囲む回廊に図書館やカフェなどが併設されている「きらり」は、オープンから2年、町の人たちの憩いの場として親しまれています。
全国で500の図書館を運営する図書館運営会社が町から委託を受けて運営しており、責任者の赤木さんは言わば図書館のプロフェッショナルです。
町の人たちの「図書館が欲しい」という要望を受けて設立されました。
ゆっくりと寛いで読書をし、情報を共有したりできる寛ぎの空間を目指して作っております。
まだ新しい館内は清潔感があり、とってもおしゃれです。
まるい照明は新富町の海岸で出会えるあるものをイメージしているとのこと。
実はこの照明、ウミガメの卵をイメージしているんです。
あ~!そう言われて眺めると夢がありますね。
蔵書は現在約7万冊。
暮らしに役立つ身近な本が多い印象を受けました。
図書館は読書の入口でありたいと願っています。そのために、利用者の皆さんが手に取りやすく親しみやすい資料を多くそろえたいと思っているところです。
雑誌は100タイトル揃えており、シリーズ物は、最新刊が出たらすぐに入手できるよう心がけています。
こちらは「大人におすすめの絵本コーナー」となっております。
絵本と言えば子供のためのものと思われがちなんですけれども、大人にとっても、とても心に響く絵本がたくさんありますので、紹介しています。多くの皆さまに人気のあるコーナーとなっています。
決まった本を手に入れるにはインターネットも便利ですが、知らない本と出会えるのがなんといっても図書館の魅力です。
実際に手に取りページをめくりながら選ぶ豊かな時間。
こちらには新富町から出土した西日本有数の貴重な埴輪を展示しています。
歴史資料と共にご覧いただき、町の歴史に関心を持っていただけたらと思います。
一息入れたくなったら「カフェ・キートス」へ。
注文してから本を選びに行ったり読書の後おしゃべりを楽しんだり。
利用者の増加と満足度に一役買っているようです。
日常で経験できないことを読書で経験できるのも読書の魅力のひとつだと思います。
日常のストレスから解放されたり、悩み事の解決策の糸口がみつかるかもしれません。
図書館で明日を変えるかもしれない一冊と出会っていただきたいと思います。
皆さんの町にもきっと素敵な図書館が。
これからの雨の季節、図書館めぐりなど楽しんでみませんか?