番組表
Reらいふ
2018年05月31日
ペットとして譲渡される前に・・・「ミルクボランティア」募集(2018年5月30日放送)
保護された犬や猫をペットとして迎える家族もたくさんいます。
そんなペットになる前、離乳前の子犬や子猫を育てる「ミルクボランティア」を募集しています。
宮崎市動物愛護センターが先月から募集を始めた「ミルクボランティア」。
センターに保護された離乳前の子犬や子猫を譲渡できるぐらいの大きさ、ドライフードが自力で食べられるぐらいの大きさまで育てていただくのがミルクボランティアの活動内容です。
昨年度 宮崎市に保護された犬と猫の数はおよそ600頭。
そのうち離乳前の猫は120頭ほどでした。
年間を通して春は特に動物の出産時期ということでミルクをあげるなど世話をしなければならない子猫が増えます。
常時10匹以上は離乳前の子猫がいます。
活動内容としては、まずは2~3時間おきにミルクをあげること。
お世話に使う哺乳瓶やミルク、そのほかペットシーツやヒーターなど必要なものはセンターから支給されます。
さらに一日一回の体重測定など健康観察をします。
体調が心配なときには、センターに連絡すれば獣医師が対応します。
成長にもよりますが固形のドライフードが食べられるようになったらセンターに返します。
10年後やもっとその先の話になるんですけど、センターに保護される犬や猫の数が減少すれば自然と殺処分される犬や猫の数も減ると思うのでそこを考えてます。
新しい家族の元にペットとして譲渡される日まで、小さな命を支える「ミルクボランティア」。
活動したい場合は、まず申請書を提出して育て方などに関する研修会と面接を受けます。
詳しくは、宮崎市動物愛護センターにお問い合わせください。
■お問合せ
宮崎市 動物愛護センター
宮崎市清武町木原4543番地8
(みやざき動物愛護センター内)
TEL:0985-85-6011
■これまでも今も昼間はセンター内で、夜間はスタッフ6~7人が有志で自宅へ連れて帰りお世話しているそうです。
■宮崎市在住で20歳以上、離乳前の子犬・子猫を育てたことがある、などいくつか募集条件がありますので詳しくはお問い合わせください。