番組表
Reらいふ
2018年06月19日
身だしなみ改善術 お口の「におい」ケア(2018年6月18日放送)
今週のテーマは身だしなみ改善術。
雨が続くこの時期、体の匂いが気になります。
中でも、きょうはお口の臭いに注目します。
人には言えないデリケートな悩み、口臭。
今回、そんな悩みに答えてくれるのが、花王パーソナルヘルスケア研究所の矢納さんです。
口臭は誰でも発生するもので、実は年齢と共に口臭は強くなって、特に40代を超えるとその臭いが少しずつ不快になってきてることが分かっています。
口の中には、600種類以上の菌が存在しているといわれています。
個人差はありますが、口の中の菌の6割以上が舌に分布しているという調査結果もあります。
菌の塊が多いと、菌から「おなら」のようなものが出て、それが口臭の原因になっています。
菌からおなら!!
そこで対策ポイントその1「唾液を増やす」こと。
唾液は口の中に3つの唾液腺があります。
1つは、耳の横にある耳下腺。
あごの下に2箇所、顎下腺、舌下腺。
ここを唾液でやすくするように、マッサージするのが解決策のひとつです。
耳下腺は、耳の横に円を描くようにマッサージ。
続いて、顎下腺は、顎の下を親指で押して5回ほど繰り返す。
最後に、舌下腺はのど仏の上あたりを押す。
加齢、ストレスによって口の中を健康に保つ唾液の量が減少するというのもあるので、これをセットで1日数回やっていただくと唾液が出る訓練ができます。
もうひとつの対策が、舌の汚れを取り除くこと。
1番の口臭の原因は、舌の上の汚れです。
これを舌苔と読みますが、舌苔を絶対きれいにしていただきたいてすね。
さまざまな歯磨きアイテムがありますが、最近は、こんなグッズも登場。
泡の歯磨きです。
キメ細やかな泡が、舌の上に直接のせることで、汚れを吸着して殺菌し、自然と歯磨きする中で下の上の汚れをとってくれる、というものです。
口全体に広がってスッキリ感が違う気がしました。
舌の上は傷つきやすくデリケートな部分。
唾液マッサージと歯磨きアイテムなどを上手に活用して、お口の臭いを減らしていきましょう。