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Reらいふ
2018年06月28日
環境月間「エコな暮らし」手軽に楽しむエコ菜園(2018年6月27日放送)
今週のテーマはエコな暮らし。
今日はペットボトルなど、再利用できるものを使った家庭菜園についてご紹介します。
教えて頂くのは、園芸指導員の黒木敬子さん、公園の管理のお仕事を中心に、手軽に楽しめる、ガーデニング教室などを開いています。
Q:ペットボトルを使った野菜作り。どんなものが作れるんですか。
今の季節なら、青じそ、パセリ、ミニトマト、ベビーリーフなどがおすすめです。
早いもので1週間程度で収穫できるので、とても気軽に楽しめます。
準備する物は、ペットボトル、苗、底石、網、土、ビニールテープなどです。
まず、ペットボトルの上から「3分の2」程度の所を、ハサミでカットします。
カットした後の切り口は、手を切ったり、葉を傷めるのを防ぐため、ビニールテープで保護します。
上の部分を逆さにして、このように重ねて使います。
そして、ここに、網、底石、土の順で入れたら、あとは苗を植えるだけです。
苗を植えたら、土の表面を、ヤシの繊維などでカバーして出来上がりです。
とても簡単ですね!
また、土などを入れる時に、布かひもを入れて垂らしておくと、底の水を吸い上げてくれるので旅行中など、何日か水をやれない期間があっても、大丈夫ですよ。
台所に置く場合は、水耕栽培用の土を使うとより衛生的です。
また、こちらは、水に浸したティッシュの上に種を置くだけで育つ、カイワレ大根。
ペットボトルで、こんなに手軽に野菜作りが楽しめるんですね。
木のケースなども利用して、インテリアとして楽しんで下さい。
そしてもう一つ。
こちらは、土を袋ごと使う!?
植えつけて、下の部分に水はけ用の穴をあけるだけです。
ジャガイモなどの根菜類や、ミニトマトなど、根を張る野菜を植えるのにおすすめです。
麻の袋でカバーすれば、おしゃれな雰囲気に。
尚、収穫後の土は、石灰を混ぜて、黒いビニール袋に入れ、夏の熱い日差しの下、1週間置けば、再利用できます。
自分で育てた野菜を頂くのは、最高の贅沢。
ぜひ 挑戦してみて下さい。
繰り返し使えて、収穫後の処分も楽な“エコ菜園”地球にやさしく、美味しく楽しんでみませんか。
■お問合せ
馬原造園建設
TEL:0985-30-3030
園芸指導員 黒木敬子さん