番組表
Reらいふ
2018年06月29日
環境月間「エコな暮らし」生ごみ減量チャレンジ!(2018年6月28日放送)
「エコな暮らし」をテーマに様々なアイディアを紹介している今週のReらいふ、今日は、上手な生ごみの減らし方を紹介します。
宮崎市ごみ減量アドバイザー森末富子さんに聞きました。
燃やせるごみの約4割は生ごみです。
この生ごみを減らすと、ごみはずいぶん減ります。
という訳で「生ごみ減量チャレンジ!」
4つのステップで紹介します。
【ステップ1】 買い過ぎないことです。
スーパーに行くとつい不必要なものまで買ってしまいませんか?
買い物メモを用意し必要なものを必要なだけ買うようにしましょう。
買い物しない日を作り家にあるものだけで作ってみるのもよいですね。
【ステップ2】 作り過ぎないこと。
食べ残さないこと使い切ることです。
まだ食べられるのに捨ててしまう「食品ロス」が問題になっています。
食べる分だけを用意し食べ残さないことはもちろん調理の仕方を工夫し使い切るよう心がけましょう。
大根の皮などは、一晩干すと甘みが増し歯ごたえも良くなりますよ。
【ステップ3】 生ごみを濡らさないことです。
生ごみの約8割は水分です。
使わない部分は洗う前に切り落としボールなどに入れましょう。
捨てる前にざるや新聞紙に広げ乾燥させれば尚いいですね。
そうして生ごみを減らしたら【ステップ4】です。
生ごみを自家処理して堆肥化しましょう。
森末さんは自宅の庭に手作りの生ごみ処理機「コンポスト」を設置しています。
こうやって小さくした生ごみにぬかを混ぜてから入れるんです。
できた堆肥でおいしいトマトやキュウリが育つんですよ。
手間はかかりますが、生活の一部になっているので、むしろ楽しみです。
森末さんが住む宮崎市まなびの地区では今年1月、住民が手づくりでエコステーションを完成させましました。
捨てればごみになる雑草や枯れ葉で腐葉土をつくり町の花や木を元気にしています。
宮崎市では家庭用コンポストを無料で支給しています。
初めての方はまず研修会に参加してみましょう。
「捨てればごみ、活かせば資源」一人の一歩は小さいですが、大勢の一歩があればたくさんのごみが減らせます。
物を大切にしましょう。
できることからひとつずつ。
楽しみながらチャレンジしたいですね。