番組表
Reらいふ
2018年07月18日
夏に行きたい!どんぐり村・こども自然塾(2018年7月17日放送)
今週のReらいふテーマは、夏に行きたい!
そこで!きょうは、自然にたっぷり触れられる、森の遊び場をご紹介します。
やってきたのは、都城市にある「どんぐり村・こども自然塾」です。
樹齢 約90年のイチイガシの群生などが広がり、森の木々を生かした手作りの木製遊具があちこちに並びます。
この場所を作ったのは、森の再生活動を行う「どんぐり1000年の森をつくる会」のみなさんです。
ここは元々荒れた竹やぶが広がっていたところですが、こどもたちのために森に増える機会を作ってあげたいと思い10年前に整備を始めたところです。
遊具は15種類。
全て会員の皆さんが作りました。
作りはシンプルですが、全身を使うため、どれも十分楽しめます。
台風による倒木を利用した滑り台です。
滑り台の階段は作っていません。
こどもたちが想像力を働かせながら全身で遊べるよう、こういう作りにしています。
最大約3メートルの高さから大きな揺れが楽しめる、その名も「ハイジブランコ」。
訪れた親子のほとんどが、利用するという人気の遊具です。
また、こども向けの本が並ぶ「どんぐりの森図書館」は、日差しが木々に遮られ、涼しさも感じられます。
図書館デッキの吊り橋を渡ると秘密基地が。
私たちが小さい頃、小さい空間が好きだった。
ですからこどもたちが、たぶんそう考えると思い小さい空間にしました。
こどもたちに大変人気です。
敷地内にはクワガタの森も。
10年前、地元の小学生とクヌギなどを植えて作りました。
毎年夏は、クワガタやカブトムシを探す子供で賑わいます。
日中見つけられないかもしれない為、仕掛け作りも教えています。
皮をむいたバナナと焼酎をストッキングに入れてつぶす。
袋に入れ半日日向に置いておく。
夕方木にくくりつけると朝にはいっぱい採れますよ!
自分で責任をもって自由に遊びを見つけることで、自然の優しさ、厳しさ、場合によっては危険なところを感じてもらえると思っています。
五感を使って遊べる「どんぐり村・こども自然塾」。
この夏訪れてみては。
■施設は自己責任で自由に利用できる。
■施設内には自動販売機がないため、飲み物持参で。
■蜂なども生息するため、黒い服は避けるなどの対策もお忘れなく。