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Reらいふ
2018年07月25日
夏休みを安全に!子供の防犯(2018年7月24日放送)
子供たちの世界が一気に広がる夏休み!様々な体験をする一方、危機回避能力もしっかり身に付けてほしいものです。
今日は、子供の防犯についてお届けします。県警察本部 加藤警部に聞きました。
加藤さん 「子供たちを取り巻く環境は大きく変化し、様々な危険にさらされています。子供さんたちが自ら危険を感じ取り、判断し、行動できるよう、各家庭でも真剣に安全教育に取り組んでいただきたいと思っております。」
県内で今年1月から6月までに発生した声かけ事案等の件数は265件。去年より60件多くなっています。
「子猫が産まれたんだけど見に来ない?」 などと関心のあることを言って誘惑したり 「道に迷ったので案内してほしい」 と子供の親切心を利用したり声かけには様々なパターンがあります。
加藤さん 「マスクにサングラスといった見るからにあやしい人だけが危険とは限りません。親切そうに見える人でも、またよく見かける人だとしても、素姓のわからない人にはついて行かないよう徹底しましょう。また、人が多く集まる場所でもトイレや階段などには死角があります。子供一人では行動させないようにしましょう。」
夏休みには、初めてお留守番をするというお子さんもいるかと思いますが、そういう時に気をつけるのはどんなことですか?
加藤さん 「宅配業者を装った不審者もおります。一人でいる時に不用意に応対したり、一人でいることを悟られないようにしましょう。年齢に応じて決めごとをして、紙に貼っておくとよいでしょう。」
子供が犯罪に巻き込まれないようにと地域の大人たちも様々な取り組みをしています。
宮崎市江平商店街の若手を中心に地域活性化に取り組む「わけもん会」では近隣のお店や病院などに呼びかけ「こわいおもいをしたらにげておいで」とポスターを掲げています。
興梠さん 「地元の子供たちは地元の大人が守る、ということで、そういった街にしたいというのもあって何かできないかというところでこれを作らしてもらいました。」
こちらは赤江地区のあかえ青パト隊です。50人ほどの有志が交替でほぼ毎日パトロールを行っています。
加藤さん 「子供を見守る地域の目というのはとても大切です。散歩やジョギング、通勤など、そのような意識を持っていればそれがパトロールになります。各家庭そして地域で防犯意識を高めていきましょう。」
危険を感じとり回避する力を高めると同時に自分たちを守ってくれる大人がいることも伝えておきたいですね。