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Reらいふ
2018年07月27日
夏休みを安全に 冷たいものに注意!(2018年7月26日放送)
夏休み。子ども達は学校に行っている時より、冷たいものを口にする機会が多くなりますよね。
冷たいものの摂り過ぎは、体調を崩す大きな原因です。
胃腸は管状の臓器です。
ここに冷たいものがたまると、氷嚢のようになり内臓の温度を下げます。
胃腸の温度が下がると代謝も下がり、体調不良の原因となります。
冷たいものの摂り過ぎから、子ども達を守るには、どうすればいいのか。
食育師の畑中さんに教えてもらいます。
この暑さの中、どうしても冷たいものが欲しくなりますが、冷たい飲み物は、全体の3分の1。
あとの3分の2は、温かいものか常温のものにしてほしいですね。
そして、糖分の摂りすぎにも注意が必要です。
糖分は、常温より冷たいものに混ざると甘味が感じにくくなるため、ついつい摂り過ぎてしまいます。
ジュースには、かなりの砂糖が入っているものがあります。
糖分の摂りすぎによる満腹感で食が細くなり、しっかり食事がとれなくなります。
摂取カロリーは高いのに栄養がない状態で、夏バテを引き起こします。
砂糖がたくさん入った飲み物は、1日500ミリリットル以下にするなどルールを決め、あとは、水かお茶にしましょう。
では、どんなおやつや飲み物がいいのか、畑中さんのおすすめは!
まず、甘酒と豆乳を使ったスムージーです。
飲む点滴とも言われる栄養価の高い甘酒と豆乳に、バナナやブルーベリーなどのフルーツを入れてスムージーにします。
他にも、甘酒と果汁を混ぜて凍らせれば、栄養価の高いシャーベットに。
さらに、寒天と果汁でゼリーを作り置きしておけば、一口で渇いた喉も潤せます。
では、おさらい!
・冷たい飲み物は、全体の3分の1。それ以外は温かいものか常温で。
・冷たいおやつは、甘酒や豆乳、果汁などで工夫し、少しでも栄養価が高いものに。
暑い時でも温かい飲み物を飲むと、案外のどの渇きや汗が収まります。
胃腸の状態がいいと、自律神経も整い脳も活性化します。
夏でも適度に温かい食べ物をとるように、家族みんなで取り組んでほしいと思います。
楽しい夏休みの子ども達も、そして大人も体調を崩さないようにするため、冷たいものの摂りすぎには、十分注意しましょう。