今週のReらいふは餃子特集。
今日紹介するのは、ぶたまんの！？「ギョーズ」です！？

西橘通りと橘通りを結ぶ路地にひときわ目を引く黄色い看板。
創業74年の老舗中華料理店「ぶたまん」です。
古き良き街中華の名残を留める店内。
小さな子供も安全に座れるようにとテーブル席の奥には一人分ずつの小上りがついています。
三代目店主　日髙玲さんです。

もともとはぶたまんをやってたんですけど、いろいろ手間がかかるんで、今はメニューにはないです。
「ぶたまん」くださいって言って入って来られて「すみません、今やってないんですけど」っていうふうに断ることが多いんですけど、まあ餃子の方を持って帰ってくれますね。

メニューはギョーズ、ワンタン、ラーメンのみ。
店主のこだわりと自信が垣間見えます。
この店では餃子ではなくギョーズ。

（初代店主の祖父が）満州から引き揚げてきた時に、向こうでの発音が「チャオズ」とギョウズに近いので、うちは祖父の代からギョウズで通しています。
焼ギョーズはニラと白菜の2種類です。

• 【中田：試食】
  ではまずニラの方からいただきたいと思います。ん～！
  天然酵母の自家製の皮の中に宮崎ブランドポーク、西都産のニラ、そして卵とこだわり素材がたっぷり。
  皮はさっくりと香ばしくて、噛むほどにもっちりした歯ごたえと小麦の甘みを味わうことができます。
  空気を程よく含んでいるので、肉汁と共ににらがふわっと香ってきます。
• 【中田：試食】
  次は白菜の方をいただきます。
  もうこの香りにやられますね。
  白菜の甘みが感じられてとってもおいしいです。

このほか、もちもちの皮がたまらない水ギョーズもおすすめ。
付け合わせのザーサイはシャキシャキとサラダのようにあっさり食べられると女性や子供に人気です。
以前は昼夜通しで営業していましたが、テイクアウトや県外への発送の注文が増えた今は、その対応のため3時から6時の間は、テイクアウトの受け取りのみとなっています。

ずっと、おじいちゃん、ひいおじいちゃんからお孫さん、曾孫さんまで皆さんでみえていますので、やさしい味で作るように心がけています。
是非お越しください。

昭和、平成、令和と時代を見守り続けてきた店で初めて食べても何故かなつかしい。
そんなギョーズを味わってみませんか。