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2020年09月28日

医療現場×感染経路追跡 最前線で見えたものとは(2020年09月26日放送)

県内では今月15日以降、11日連続で新型コロナの新規感染者は確認されていません。
今後の感染拡大を防ぐために私たちができることは。
今回、新型コロナのクラスターが発生した高鍋町。その最前線で対応に当たった3人の専門家に話を聞きました。

01 高鍋保健所 上谷 かおり所長

  • 【話:高鍋保健所 上谷 かおり所長】
    これまで宮崎の感染者は明らかに「海外や県外というキーワード」があった方がほとんどだと思いますが、今回最初に感染された方についてはそういうキーワードが出てこなく、もしかすると「これは大変なことになるかもしれないな」という予感がありました。
    最初の確認から4日後、1日に22人の感染者が確認されました。
    調べてもなかなか県外というキーワードが今回なく、調べていくうちにあるお店から感染者が出ているというのが明らかになりました。

02 湯医師会 永友 和之会長

  • 【話:児湯医師会 永友 和之会長】
    こんなクラスターが発生するとは思いませんでした。
    改めてこの病気の怖さやすごさ、特に夜の街で発生している3密、お酒、食事が影響するのだなと思いました。
    高鍋保健所ではPCR検査で感染者を確実に見つけ出し、収束を急ぐ方針を図ることになりました。
    すでに広がっている可能性があると思いました。
    濃厚接触者だけではなく感染を広げてはいけない高齢者施設、学校関係者など幅広い人が検査の対象になりました。

03(高鍋保健所の様子)

住民に車で高鍋保健所に来てもらい、唾液を採る形で検体を採取。
検体の数は多い時で1日250件。トータル約2000件、想定以上の検査数でした。

  • 【話:高鍋保健所 上谷 かおり所長】
    県外」というキーワードが絶対くると思っていました。
    今回は明らかに県外と接触したとはっきりいう人はいなかったので、いつの間にか私たちの気の緩みの中でするっと忍び込んできたんだなぁと本当にびっくりしました。

人口2万人の町で発生したクラスター。町は大パニックになりました。
この状況を見て「保健所を介さない検査体制が必要」だと感じている人がいました。

04 西都市 西児湯医師会 松本 英裕 会長

  • 【話:西都市西児湯医師会 松本 英裕 会長】
    高鍋でクラスターが発生した時に保健所が大変な状況になりました。
    なんとかそこの助けになりたいと設置を急ぎました。

西都市は8月にドライブスルー方式の検体採取センターを設置しました。場所は公表されていません。
きちんと医療機関を受診された患者さんに限って、近隣の宮崎市、国富町周辺の患者さん達も私たちの医療機関にかかれば診ましょう」という体制を作りました。

視点はインフルエンザとの同時流行対策へと移っています。
冬に向けて保健所や医療機関など特定の場所に大きな負担がかからない仕組み作りを急ぐ必要があります。

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