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特集
2022年08月29日
都城市ウィーク トロピカルな魅力 上田熱帯果樹研究所(2022年08月27日放送)
UMKが毎月1つの市町村にスポットをあて魅力を伝える「26市町村 みやざき元気プロジェクト」。
今週は都城市ウィークとして、U-dokiでは、国内でも珍しいトロピカルフルーツの栽培を行なっている「上田純市さん」に密着しました。
都城市平塚町 上田熱帯果樹研究所
静かな住宅街の中にある「上田熱帯果樹研究所」。
2015年設立、海外などから輸入したトロピカルフルーツの研究・栽培を行なっています。
県内では珍しい果物がところ狭しと並び、その数なんと数百種類!
約1,500平方メートルという広大な敷地で1番の面積を占めているのが、パッションフルーツです。
県内ではほとんど生産されていない中南米原産のパッションフルーツ。
上田さんはこのパッションフルーツの栽培に力を入れています。
去年から都城市のふるさと納税の返礼品に採用されその珍しさと美味しさで今注目を集めています。
熊本県出身の上田さんは、鹿児島大学でパッションフルーツの研究を始めたことで熱帯果樹の魅力にハマっていきました。
卒業後は働きながら趣味で栽培していましたが、熱い思いは捨てられず、研究所をつくることを決意。
都城市に土地を購入しました。
- 【話:上田熱帯果樹研究所 上田 純市さん】
ここはもともと山林でした。最初は家族で竹林を掘り起こし、整地するところからのスタートだったので、そこで1~2年は時間がかかっています。
日本にはない果物を育てたい。幼い頃からの夢を応援しサポートしてくれたのは両親でした。
- 【話:母 徳子さん】
小さい時にランを買っていい?と言ったことがあって、私は胡蝶蘭と思っていましたが、実際には「コウモリラン・・・シダ植物の1種(ビカクシダとも)」を持ってきて、ビックリしました。高校で諦めるかと思いましたが、植物への思いは強く、息子の本気さを感じました。
夢を追う息子を手伝うため、当時住んでいた福岡県から夫婦で都城市に移住。今では植物の管理から加工・販売まで家族3人で行なっています。
- 【話:父 龍一さん】
周りに助けがいないと1人では大変だろうと思っていたので、素人の私たちでも多少は役に立つと思い、思い切って都城に引っ越してきました。 - 【話:上田熱帯果樹研究所 上田 純市さん】
家族の存在は本当にありがたいなと思いました。最初は自分1人で何とかできると思っていましたが、視点が色々あって、視野がすごく広がりました。本当に感謝です。
昭和25年創業 浅井万十店
上田さんからトロピカルフルーツを仕入れ、季節限定のスイーツなどに使用しています。
■和かろん ~パッションフルーツ~ 180円
季節限定の人気商品!!パッションフルーツの果実をそのままクリームに使用しており、フレッシュな甘酸っぱさがあと引く美味しさです。
今後の目標
気兼ねなく来ていただけるのはもちろん、世界にはこんなに変わった果物があるということを伝えたいし、日本にないものを届けたいと思っています。
■お問い合わせ
上田熱帯果樹研究所
都城市平塚街2889-1【MAP】
Instagram:https://www.instagram.com/ueda.tfrc/