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2023年12月04日
大阪初出店から1カ月 ハンズマンの販売戦略は(2023年12月2日放送)
10月12日にグランドオープンしたハンズマン松原店。
年間500万人の来客を見込むなか、1カ月の来店客数は約75万人と好調な滑り出しです。
売り場面積はおよそ19800平方メートルで12店舗あるハンズマンの中で最大。
商品数もこれまでの店舗で最も多かった23万品目を大きく上回り、28万品目を取り扱っています。
関西の買い物客にハンズマンの印象を聞いてみると・・・
- 「すごくおしゃれでテーマパークみたいで面白い」
- 「今まで大阪にあった店とは違ってリゾートに来たみたいな感覚」
- 「どこから見たらいいかわからんぐらいにいっぱいあるから迷う」
- 「手頃なお値段で色々あるので助かる」「国道からもうすぐなので便利」
- 「レジ店員が二人いて、パッと袋に入れてくれる」
全国各地からリクエストがあった中九州以外初出店の場所に大阪を選んだ理由は、立地条件だと大薗誠司社長は話します。
ハンズマン松原店は、近くに高速道路のインターチェンジがあり、国道沿いにあるイオンタウンに併設という、商圏の広さも出店の決め手となりました。
ハンズマンの販売戦略
「探し求める商品がハンズマンにはある」という買い物客の感動を第一に考えての販売戦略は、お客様からの要望をいただいた商品が無い場合は従業員が「要望商品メモ」に記入して仕入れるという企業努力のもと実現しています。
例えばこんなものも・・
大阪ならではのこんな商品も
他社を圧倒する商品の数々。しかし、年に数個しか売れないものも少なくありません。
大薗社長は、「なかなか売れない商品でも、探し求めていたお客さんに喜んでもらえれば、お店に置いておいて良かったなと思える。そのために持ち続けるのがハンズマン。」と話します。
ハンズマンのモットーは「買い物客第一主義」
どこに何があるか一目で分かるようなディスプレイ。
カラーバリエーションが豊富な商品は、目に入りやすい赤を手前にするなど規則性を持たせて陳列したり、商品棚の高さを変えて売り場を広く見せたりなど工夫されています。
また、手袋の右手だけが欲しいという方には片方だけを販売するというきめ細やかなサービスも。
きめ細やかな取り組みの積み重ねがお客さんとの信頼関係につながると話す大薗社長は、
「僕たちは誰かと競争するために来てるわけじゃなくて、お客さんを喜ばせるために来ている。競争しようと思っていたら駄目。"品揃えもすごい、接客も素晴らしい、売り場もワクワクして楽しかった"と言ってもらって帰ることが一番で、そこに集中しないと大阪に来る価値は無いと思う」と話します。
好調な滑り出しとなった大阪出店を弾みに、大都市圏を中心に中部地方・関東地方にも販路拡大を見据えています。