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特集
2023年04月17日
児童数11人 別れと出会いの春 ~ 都農東小学校 内野々分校 ~(2023年04月15日放送)
都農東小学校 内野々分校は、小学1年生から4年生の児童11人が通う小さな小学校。
都農東小学校 長友 久昭 前校長は「都農町の自然の中で、一人ひとりの個性を伸ばし力を身に付ける上で、とても良い環境が整っており、他の学校には負けない良さを持っている」と話します。
令和4年度の最上級生4年生は、河野 殊里亜(じゅりあ)さん、黒木 優杜(ゆうと)くん、黒木 日彩(ひいろ)さんの3人。
5・6年生がいないこの学校では、最高学年である4年生が学校のリーダーという意識を強く持っています。
3月末に行われた令和4年度修了式。
学校を支えてきた3人は、5年生になる4月から都農小学校と都農東小学校への転校が決まっています。
卒業式と同じように式が行われ、最後に児童全員で校歌を歌い4年間お世話になった学校に別れを告げます。
お別れ会(3・4年生)
4年生はこれからの目標と、両親への感謝の気持ちを伝えました。
【河野 殊里亜(じゅりあ)さんの言葉】
私の好きな言葉は夢です。 私の夢は「画家」なので夢に向かって頑張りたいです。
お父さんお母さんへ。いつも私の世話をしてくれてありがとう。私に命をくれて産んでくれてありがとう。 私が悪いことをしてしまって迷惑をかけることもあると思います。 私を叱ってくれたり、応援してくれたり褒めてくれたりしてくれてありがとう。私は5年生になったらみんなの役に立てるように手伝いをしてあげられるよう これからも頑張るからよろしくね。
3年生からのお別れの挨拶では、4年生とのこれまでの思い出や感謝の気持ちを涙で声を震わせながら伝えました。
児童一人一人の性格や個性を皆で分かちあえる内野々分校。
保護者は、できることなら6年生まで過ごさせてあげたい、そして先生と児童が仲が良い今の状態が続いて欲しいと話していました。
子どもたち、保護者、先生方みんなが家族のようなあたたかい内野々分校で過ごした思い出を胸に、新たな小学校での目標を掲げて一歩前に進みます。