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2021年07月19日
コロナ禍で2度目の夏 命にかかわる熱中症の予防と対策(2021年07月17日放送)
今月に入り県内では初の「熱中症警戒アラート」が出され、熱中症に厳重な注意が呼びかけられました。
梅雨明け前の7月5日から11日の間、県内で熱中症で救急搬送された人は74人。
去年の同じ時期に比べて3倍以上に増えています。
- 【話:宮崎市北消防署 猪野 宏樹 さん】
多く見られるのは脱力・吐き気・頭が痛いといった症状です。
特に高齢者が自宅で呼ぶケースが多く、実際に現場に行ってみるとエアコンが付いていない状態で室温が高く水分を取っていないという、熱中症の原因と考えられることが見受けられます。
今年の暑さについて、気象予報士の酒井さんにお聞きしました。
- 【話:気象予報士 酒井 晋一郎 さん】
梅雨明け前から猛暑日が続いたので、暑さが始まるのが早くなったということになります。
早めの梅雨明けと長い残暑、2つの影響があるので長期間の熱中症対策が必要です。
熱中症対策のポイント
- 【話:宮崎市北消防署 猪野 宏樹 さん】
エアコンの温度を28度に設定していても室温が30度を超えていることもあります。
適切にエアコンを使用して室温管理をして、特に高齢者は暑いことを感じにくくなっているので適切な室温管理を心がけてください。1時間ごとにコップ1杯の水を飲むことが推奨されていますので、それを意識して屋内でも屋外でも水分を取るようにしてください。子供は大人に比べて地面との距離が近く、反射する熱も熱中症の原因になるので、水分補給が必要です。
エアコン使用時の注意
- 室温を28度以下に保つ
- こまめに換気し換気後も室温28度以下になるように再調整
隠れ脱水症の見つけ方
■爪を押してセルフチェック
- 手の親指の爪をつまむ
- つまんだ指を離した時爪の色が白 → ピンクに戻るのに3秒以上かかれば脱水症の可能性あり
■尿の色でセルフチェック
このようなセルフチェクで普段から体調を確認してみてください。
暑さはまだまだ続きます。しっかりと予防と対策をして夏を乗り切りましょう。
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