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2019年04月08日
別れと旅立ちの春 宮崎空港もしもしコーナーに密着(2019年4月6日放送)
新しい生活が始まる春。
この日、宮崎ブーゲンビリア空港には多くの人が訪れていました。
出発ロビーの一角にあるもしもしコーナーは、旅立つ人と見送る人の心と心を繋ぐ存在です。
通常飛行機に乗る人は保安検査場を通った後、見送りに来た人と顔を見て話すことはできません。
しかしここ宮崎ブーゲンビリア空港では、搭乗待合室に入った後でも話をすることができます。
そんなたくさんの別れと旅立ちを見守るもしもしコーナーで、中学校を卒業し親元を離れ県外の陸上自衛隊高等工科学校に進学するという青年たちと、彼らを見送る人たちの愛溢れる会話を覗かせてもらいました。
<旅立つ青年あっちゃん>
- 友達「あっちゃん、あっちでも頑張ってよ!またラインするから。」
- 青年「うん、がんばる。」
- 友達「辛くなったらそこにあるヤツよ。一人一人の思いが全部詰まっちょっかい。それ見て、励ましてもらって。みんなで頑張ろう、全員応援しちょっかい。」
- 青年「ありがとう、がんばる。」
- 中学校の先生「あっちゃん、頑張れよ!!あっちゃんは夢かなえたから、あとは進むのみ。頑張って!」
- 友達「頑張ってね、みんな応援しちょっかいね。」
- 青年「うん、がんばる。期待に応える。」
<旅立つ青年たきちゃん>
- 友達「たきちゃん、電話してね。泣かんで。」
- 青年「電話するわ。泣くかもしれん。うぅ・・・」
- 友達「いろいろ辛いこともあるかも知れんけど、頑張れ!」
- 青年「うん、がんばる。」
- 友達「たきさん、まずは一年頑張ろう!」
- 友達「たきちゃんの声が聞きたい。たきちゃんの声が聞きたい。」
- 青年「うんうん、じゃあね。」
- 友達「ほんとありがとう、ほんとありがとう。」
- 青年「ありがとう。」
- 友達「もう会えんかもしれんけど・・・。」
- 青年「いや、絶対会いに来る。」
<青年>
- 友達「泣くな!!頑張ってな!」
- 友達「頑張れよー!」
- 青年「・・・・」(涙をふいて無言のまま手をふりました。)
大勢の仲間たちに見送られて旅立った青年たち。
涙をこらえながら大好きな仲間たちと最後までエールを送り合っていました。
携帯電話やSNSなどで簡単に繋がることができる時代だからこそ、自分の気持ちを相手の顔を見て伝えることの大切さを感じました。
別れがありまた新しい出会いがあり、これからのみなさんの新天地での活躍と出会いを期待しています。
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