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特集
2020年09月07日
秋は自宅で体をリセット(2020年09月05日放送)
今年の夏は猛暑と新型コロナの影響で体を動かす機会が少なかった思われる方が多かったのではないでしょうか?
そこで気になるのが夏太りそして、今年特融のコロナ太りですよね。
ということで今回、管理栄養士の牧 春菜さんに夏太りの原因や解消法をお聞きしました。
牧さんは4児のママ管理栄養士で「全国の女性を笑顔にしたい」をコンセプトに現在妊婦向けの食事を中心に県内の様々な場所で多くの人に食事の大切さを伝えています。
Q:夏に痩せる人と夏に太る人、どうして違いが出るのでしょうか?
- 私たちの体には基礎代謝量というのがあります。
基礎代謝量とは1日動かなくても消費されるカロリー量のことで、この基礎代謝量を上げないと太りやすくなります。
Q:たくさん汗をかいたのに痩せない・・・逆に太ってしまうその原因は??
- 夏は汗をかいて痩せやすいと勘違いされやすいですが、実は夏よりも冬の方が代謝量は上がります。
その理由としては、私たちの体は平熱に体温を近づけようとするので、体温調整をするのに代謝をあげるんですが、その代謝量が夏よりも冬の方が消費されると言われているため、実は冬の方が痩せやすいといわれています。
Q:夏太りをする人の特徴は??
- 朝食を取らない。忙しくて食事が取れない。単品食ばかりを口にしている。
このような「食べむら」がある人は、気づかないうちに水分・ビタミン・ミネラル不足となり体内でエネルギーに変えられず脂肪として体内にためやすくなることで太りやすくなってしまいます。
またカリウム不足で体の中に水分を溜め込みやすく水太りしやすい状態になります。
あなたは夏太りしやすい?
ぜひみなさんもチェックしてみてください!
Q:食事以外で大切な事は?
- 睡眠不足も夏太りの原因になります。
自律神経が乱れ、代謝が落ち、そこから過食やストレスにつながり、夏太りになる可能性もあります。
食事から摂れる栄養は私たちの体を作ってくれる1番の基礎になります。
それと同時に簡単なストレッチを行って夏太りした体をリセットしましょう。
ということで自宅でできる体リセット!プロ直伝「体の整え法」を教えてもらうために、宮崎市大工町の「BODY GLOW」にやってまいりました。
BODY GLOWでは~鍛える・緩める・整える~をコンセプトに姿勢改善・痛み改善・減量・筋力向上などを指導しています。
また県内でも珍しいインディバ~高周波温熱機器~を使用したコンディショニングもできます。
パーソナルトレーナーの 石井 慎二さんは健康運動指導士やNESTA-PFTといった国際ライセンスの資格を持ち筋力トレーニングはもちろん、栄養やダイエットなどの健康面もサポートしてくれます。
【話:石井さん】
今回のテーマである「秋は自宅で体をリセット」ということで、この夏はなかなか体を動かすことができなかった方が多いと思います。
室内で過ごすと、日常的に使われる筋力が衰え、代謝が悪くなります。そうなると脂肪が付きやすい体になります。筋トレの前に動きやすい体にすることが大事です。
という事で、石井さんにはスタジオ生出演で、自宅でできる「体をリセットさせる運動法」を教えてもらいました。
正しい姿勢を作ること、正しいストレッチを行うことで硬くなった体を動きやすい体にリセットさせて行きます。
姿勢改善ストレッチ
- 足を肩幅に開いて立つ
- 口から息を「フッ」と吐き おへそを少し引っ込める
- 肩甲骨を寄せ 手の平を外側に向ける
- 肩を上げ「ストン」と肩を落とす
これを3回繰り返す
体側&広背筋のストレッチ
- 足を肩幅に開いて立つ
- お尻を右に突き出し、右手をあげる
- 左足を右足の前でクロスさせる
- 息を吐きながら、右手は上に、左手は下へ伸ばし、3秒キープ、右側を3回繰り返したら、左側も同様に行う
■脇の下から 脇腹を伸ばす→ウエスト周りの引き締めに期待できます。
背中&太ももの裏のストレッチ
- 足を肩幅に開いて立つ
- 両手を上にあげ、反対側の肘を軽く持つ (姿勢がきつい時は、頭の後ろで組む)
- 右回りに大きな円を描くように動かす
- 左回りも同じように行う、左右3回ずつ繰り返す
■腰痛や肩こりの予防になります。
正しい姿勢+正しいストレッチ=体をリセット
最後にストレッチで伸ばした体を刺激するエクササイズを教えていただきました。「背中美人」を目指したエクササイズです。
背中全体&お尻のエクササイズ
- 足を肩幅に開き、両手を上げ手の平を前に向ける 姿勢が辛い時は手を腰に
- お尻を少し突き出し、腕と上半身が一直線になるように
※腰が入らないように(へっぴり腰)注意 - 胸を張ったまま、股関節を使って上半身を倒す
- 3秒かけて倒し、3秒かけて戻す
【Point】床と並行になるまで上体を傾ける
■肩甲骨の周り・背中・お尻の引き締めに期待
今日紹介した内容はごく一部ですが、大事な事は続けて行くことが大事です。
動きやすい体にリセットしてくれますので健康管理の1つとして、毎日隙間時間を使ってチャレンジしてください。