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2021年04月26日

子供のほめ方・叱り方(2021年04月24日放送)

01 オープニング

ご家庭によって子育ての環境は様々で答えも一つではありません。
だからこそ難しいと感じる「子供のほめ方や叱り方」。
今回は今話題の本「自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方」をご紹介しました。

02 自分でできる子に育つほめ方叱り方

自分でできる子に育つほめ方叱り方 著:島村華子(ディスカヴァー・トゥエンティワン)1,650円(税込)
2020年発売 発行部数10万部の教育書
著者は、幼児教育の専門家で現在はカナダ在住の島村 華子さんです。
(上智大学卒、イギリス・オックスフォード大学修士課程、博士号取得)

  • 【話:著者の島村さん】
    大人からの声かけに対して、本当の心がこもっているのか、誠意があるのかなど、子供達はすごく敏感に感じ取るため、大人も真剣に一言一言、魂を込めて伝えるということが大事。

子供への接し方は以下の2種類に分けられる。

03 子供への接し方

  1. 無条件の接し方
    行動の善しあしにかかわらず愛情を注ぎ、子供の気持ちに寄り添う
  2. 条件付きの接し方
    褒美や罰を使いながら、子供の行動をコントロールしようとする一時的な効果が得られる

条件付きの接し方の例として、「◯◯したら◯◯していいよ」「◯◯するならやっちゃダメ」がありますが、
この接し方だと、何かを成し遂げた時にしか大人は愛情を注いでくれないと思うため、自分自身の自己価値が揺らぐような大人になってしまいます。

島村さん流のほめ方、叱り方で意識するポイントは"「人中心」ではなく「プロセス中心」!"に伝えること。

「人中心(おざなり)」なほめ方

04 おざなりなほめ方

ほめる時に、具体的な例もなくて「すごいね!頭がいいね!」などのおざなりなほめ方はNG
このほめ方は、結局何が良いのかが本人に伝わっておらず、大人が常に評価を伝えてしまうことで、子供が自分で判断をする機会が奪われてしまう。

「プロセス中心」のほめ方

05 プロセス中心のほめ方

努力したこと、やり方などの過程を重視した具体的な表現でほめることがおすすめ。例えば、「100点取れるまで、毎日コツコツ勉強したことが良かったよね!」という風に伝えることで、子供も結果ではなく課程を大事にするようになります。

「人中心(おざなり)」な叱り方

06 おざなりな

叱る時に、大人の都合で一方的に否定すると、子供は否定されることで脳が恐怖感を覚えてしまい、結局何がダメだったのかを考えられなくなってしまう

「プロセス中心」の叱り方

07 プロセス中心な叱り方

どんな行動にも理由があるため、まずは「共感」したうえで、「具体的」な声かけをすることが大事になります。

傾聴

子供は親に認められていると感じることで心を開きます。
そのために必要なことは、子供の話にすべて意識を傾けて聞く「傾聴」です。

08 子供が話してくれない時

子供が話してくれない時は、どんなことでも聞くよという意識を持つことが大事。
問題解決を急いで必要のないアドバイスなどをすると対話にならないため、そういうことはせずに、子供の気持ちを同じ温度で理解できるように、とにかく話を聞くようにすること。

09 1人の人間として尊重する

完璧な子育ても完璧な人もいません。
だからこそ大人の不完全な姿を子供にも正直に見せることで、子供もありのままの自分を受け入れる一歩が踏み出せると思う。
そうした中で、共同学習者という形で子供と一緒に学んで成長していけたらいいのかなと思う。

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