番組表
フォーカス
2021年07月05日
開幕!国文祭・芸文祭みやざき(2021年07月03日放送)
7月3日に開幕した「国文祭・芸文祭みやざき」は、新型コロナの影響による1年の延期を経て、今回、宮崎県で初めて開催されました。
開会式は新型コロナ感染防止対策のため、入場者を約500人に縮小して開催され、天皇皇后両陛下がオンラインでご臨席されました。
国文化祭・芸文祭みやざきフォーカスプログラム
記紀・神話・神楽
神楽フェスティバルや神話のふるさと講演会などのイベントが行われるほか、だれでもいつでも国文祭に参加できるプログラム「キキタビ(記紀旅)」があり、古事記・日本書紀の舞台をめぐるキキタビ(記紀旅)では、神話の舞台などで県内のエリアを分け、それぞれの神話や史跡を旅することができます。
記紀の道のゴール地点となる「都萬神社」は、コノハナサクヤヒメが結婚を申し込まれた場所。
国文祭に合わせて10月末までは、コノハナサクヤヒメが婚礼衣装をまとった御朱印を頂くことができ、県内の22の神社でゆかりのモチーフの御朱印を頂くことができる(10月31日までの期間限定)
その中でも、宮崎市内2つの神社(青島神社・野崎神社)では、特別御朱印を頂くことができ、青島神社では国文祭のロゴマークの入った御朱印となっています。
宮崎国際音楽祭
開催:7月31日(土)~ 8月15日(日)
室内楽やオーケストラの演奏会、気軽に音楽を楽しめるプログラムなど。
宮崎の食文化
食文化シンポジウムなどのイベントが行われるほか、宮崎市のレストランでは学生が考えた郷土料理のアレンジメニューが提供されます。
一木一草 宮崎観光ホテルでは、現在、南九州大学 管理栄養学科の学生が考案したレシピをもとに郷土料理のアレンジメニューが並んでいます。
南九州大学では、県、南九州ファミリーマートと連携し「Karada Good Miyazaki」プロジェクトに取り組んでおり、昨年、宮崎の郷土料理をテーマに12のレシピを考案。全レシピが国文祭・芸文祭フェアとして登場します。(7月31日まで)
若山 牧水
現在の日向市東郷町坪谷で生まれ、43歳の生涯において約9,000首の短歌を残した若山牧水。
見知らぬ自然を求めて旅した牧水の短歌は「あくがれ」の文学とも言われています。
サラダ記念日でおなじみの歌人 俵万智さんが、国文祭・芸文祭みやざきの広報のアンバサダーを務めています。
全国での持ち回り開催のため、約50年に一度の地元開催になります。
せっかくの機会ですので、宮崎のあらゆる文化をたっぷりと味わって、そして楽しみながらふるさの良さを再発見してみてはいかがでしょうか。