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2023年06月19日

美郷町へ移住 炭焼き職人を目指す女性(2023年06月17日放送)

01 松岡理妃さん
02 美郷町のインターンシップの募集

兵庫県出身の松岡理妃さん(24歳)は、炭焼き職人を目指し、去年美郷町に移住しました。
以前は東京で料理人として働いていましたが、美郷町のインターンシップの募集を見つけて応募。
働きが評価され、去年の9月地域おこし協力隊に就任しました。

03 日向備長炭
04 窯元の高齢化

日向備長炭は、日持ちがよく、炎や煙が出にくいことが特徴で、全国の飲食店でも高い評価を受けています。
美郷町には現在24の窯元がありますが、生産業を営む人の平均年齢は63歳と高齢化が進んでいて担い手不足が課題です。(製造者全体の3分の1以上はIターンの移住者が担っているそうです。)

05 備長炭生産指導者の会 1
06 備長炭生産指導者の会 2

その解決策として後継者育成を目指す備長炭生産指導者の会が有志によって結成、その1期生として松岡さんが学んでいます。

07 松岡さん
08 上杉さん

若い世代が製炭業を継ぐことで、これまで続いてきた文化の再発見や見直される機会にもなり、また初めての女性の製炭業者として先駆者として活動する姿を、製炭業指導者たちはあたたかくサポートしています。

09 釜の火
10 釜だし

原木の伐採から墨が出来上がるまでの全ての工程を行う研修では、およそ一カ月間、朝と夜に薪を焚いて釜の火が消えないように見守ります。

美郷町で製炭業に就くことに「半端に諦めるくらいなら最初から行くな」と最初は反対気味だった両親も、今は松岡さんの夢を応援してくれているのだそうです。
3年後、任用が終わって自分でも炭を作れるようになった時に、両親に炭を贈って認めてもらいたい」と話してくれました。

11 師匠たちと
12 松岡さん

炭を通して美郷町の人と深く関わっていけるような炭焼き職人になりたいと語る松岡さん。
夢にむかって今日もひたむきに備長炭に向き合います。

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