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2023年07月10日

障害者が生き生きと働く場所「めだかファミリーグループ」(2023年07月08日放送)

就労継続支援 B型事業所 めだかハウス延岡(延岡市船倉町)

01 めだかハウス延岡

メダカの飼育販売を障害者の就労支援につなげている全国でも珍しい福祉施設

02 就労支援施設の説明

一般企業への就職が困難な障害者が働く施設には「就労継続支援 A型事業所」と「就労継続支援 B型事業所」があります。
メダカハウス延岡はB型事業所として運営。

03 20人が利用

めだかハウス延岡は現在およそ20人が利用。
B型事業所なので幅広いニーズや障がいに対応していて、毎日来れなくても少ずつ社会参加したいという方などを幅広く受け入れています。

04 押川 敬視さん

  • 【めだかハウス延岡の代表 押川 敬視さん】
    働く人が生き生きできる環境を作りたいという思い、2016年にめだかファミリーグループを開業。
    現在は延岡と日向で2つの就労継続支援 B 型事業所を立ち上げ、清掃や椎茸パウダーの製造、農作業などの仕事を請け負い障害者を支援しています。
福祉 × 清掃

めだかハウス延岡では、一般企業の清掃を請け負っています。

05 清掃の様子 1
06 清掃の様子 2
  • 「プロの清掃」にこだわる理由
    押川さんは、「清掃は障害があってもできる。プロの清掃技術を身につけた上で清掃会社に就職し、社会にどんどん進出していってもらえるようなきっかけを作っていきたい」と話します。
福祉 × メダカ

07 メダカの販売

めだかファミリーグループが運営する「めだか専門店宮崎」では、メダカ・水草などで作ったアクアリウムのリースや、約40種類のメダカの販売を行っています。

08 甲斐さん
09 めだかの世話

水槽が並ぶ静かな店内で一人黙々と作業するのは甲斐 護さん。
3年前勤めていた会社で心の病になり、家に引きこもるようになりました。

甲斐さんにとって転機となったのは2年前。押川さんに誘われてお店に通うようになり、メダカの世話をしているうちに少しずつ心が楽になっていったといいます。

10 押川さん

  • 【話:めだかハウス延岡の代表 押川 敬視さん】
    事業所に通うようになってから人とのコミュニケーションができるようになり、友達ができたり仕事にも慣れて自信がついてきているように思います。
    僕は人が生き生きしてるのを見るのすごく好きです。
    そのためには「居場所」と「出番」が必要だと思っていて、その人がその人らしくありのままでいれる「居場所」と、人の可能性や特性を活かせる「出番」の二つが重なった時に、人は生き生きすると思います。
    そんな場所を作っていくのは僕の趣味ですし、ミッションだと思ってるので、これからどんどん広げていきたいと思っています。

■めだかファミリーグループ
HP:https://www.medaka-family.com/

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