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2025年04月07日
新時代のスポーツ拠点誕生!(2025年04月05日放送)
宮崎の最新施設「パーソルアクアパーク宮崎」と「霧島酒造スポーツランド都城」
新年度のスタートとともに、宮崎県に日本トップクラスのスポーツ施設が続々とオープンしています。
今回は、宮崎市の新しい県プール「パーソルアクアパーク宮崎」と、都城市に誕生した「霧島酒造スポーツランド都城」の2つの施設を紹介します。
2027年に宮崎で開催予定の国民スポーツ大会(国スポ)・全国障害者スポーツ大会(障スポ)に向けて整備されたもので、トップアスリートから地域住民まで誰もが楽しめる施設として注目されています。
宮崎駅北口すぐ「パーソルアクアパーク宮崎」
今月1日にオープンしたばかりの県の新プール「パーソルアクアパーク宮崎」は、約132億円をかけて整備された最新鋭の水泳施設。
メインの50メートルプールは全国大会対応型で、大型モニターや約1500席の観客席を備えています。
オープン初日は、県水泳連盟の強化選手たちが早速練習をスタート。
利用者からは「泳ぎやすい」「水深がちょうど良い」と好評の声が上がっていました。
特に注目は、可動式の床。
プールの床がせり上がり、約5分で2つの25メートルプールに分割できるという柔軟性の高さ。
ウォーミングアップと競技を同時に行うなど、多様な用途に対応できます。
さらに、一般利用向けの25メートルプールやトレーニングルーム、ボルダリングエリアも併設(1時間 ~ 利用可能)。
子どもから高齢者まで、幅広い世代が日常的に楽しめる施設となっています。
料金
- プール利用:一般 400円、高校生以下・65歳以上 200円
- トレーニングルーム:1時間 100円 ~
- ボルダリング:1時間 50円 ~
アジア大会も開催可能!都城市の「霧島酒造スポーツランド都城」
メインの「KUROKIRI STADIUM」、補助競技場の「AKAKIRI FIELD」、投的練習場や多目的広場などが揃う運動公園です。
メインの「KUROKIRI STADIUM」は、世界陸連クラス2公認(予定)を受けており、アジア大会も開催可能な仕様。
県が約177億円をかけて整備し、観客席は15,000席以上と大規模。宮崎国スポ・障スポでは、陸上競技と開閉会式が行われる予定です。
施設の設計には宮崎らしさも散りばめられ、柱は県の木「フェニックス」をイメージし、観客席はひなたカラーを取り入れたデザイン。コンコースの床には新燃岳の灰を混ぜたレンガが使用されるなど、地元へのこだわりが光ります。
競技場内には、100メートル走や走り幅跳び対応の屋内走路、人工芝のウォーミングアップルームなども完備されています。
補助競技場「AKAKIRI FIELD」は、都城市が約26億4000万円で整備。
宮崎国スポ・障スポでは、練習会場として使用予定です。
※霧島酒造スポーツランド都城は、4月12日に供用開始。
スポーツを「観る楽しみ」も!ラグビーの公式戦も開催
新施設はスポーツする人だけでなく、「観戦」でも楽しめる場所。
5月3日には、宮崎県初となるラグビー・リーグワンの公式戦がKUROKIRI STADIUMで開催予定!
- 九州電力キューデンヴォルテクス vs 清水建設江東ブルーシャークス
- 都城市民:無料招待
宮崎県民:500円(※要事前申し込み・先着順)
公式ホームページから申し込みできるので、早めのチェックを。
スポーツをもっと身近に、もっと自由に
「パーソルアクアパーク宮崎」「霧島酒造スポーツランド都城」の両施設は、世界基準の競技環境を持ちながら、一般県民にも開かれた施設です。
子どもたちが未来のトップアスリートを目指す舞台として、また市民が気軽にスポーツを楽しむ日常の場として、多くの可能性を秘めています。