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2022年06月20日
就任から4カ月 動き出した宮崎市役所改革(2022年06月18日放送)
清山知憲市長が就任して約4カ月。
アリーナ構想の中止や公民連携のための窓口を設置するなど、自身の公約に掲げた施策に次々と着手しています。
そうした中、次に乗り出したのが市役所の内部改革です。市民からの信頼を得るため、市役所内をどう変えていくのか取材しました。
朝一番にすることは?
- 【話:宮崎市 清山 智憲市長】
市長ホットラインの投稿全てに目を通します。多くの投稿を頂くので、返事には時間がかかっています。
市長ホットライン
市民の意見を市政運営に反映させるため、5月12日開設。これまで114件(6月17日時点)
就任から4カ月、宮崎市の清山市長に自身のキーワードを聞くと、決断力という言葉が挙がりました。
- 【話:宮崎市 清山 智憲市長】
私自身がしっかりと責任を自覚して、決断をしていくこと、それがリーダーとしての役割だと思っています。
少しずつ清山カラーとなりつつ宮崎市政。
こうした中、清山市長が喫緊の課題として挙げているのが、市役所改革です。
- 【話:宮崎市 清山 智憲市長】
これまで決して市役所の信頼度は高いものではありませんでした。市役所の信頼回復に向けた取り組みを職員一同進めたいと考えております。
市役所の信頼回復へ新たな取り組みが始まっています。
清山市長は6月2日、今後の市役所職員の在り方について、市役所改革推進ビジョンを策定。
組織として目指す方向性を明確に示しました。
研修中の主査級職員へ向けた講話内容(職員の在り方について市長が直接伝えるのは初めて)
- 【話:宮崎市 清山 智憲市長】
今回、宮崎市役所内のビジョンとして理念と経営方針を定めました。もっと皆さんにはしっかり自信と誇り、そして情熱を持って働いて頂きたい。市民に対してごまかしたり、嘘をついたりするということは決して誠実な態度ではないと思っています。本当に宮崎市のためになるのかということを基本に立ち返って仕事をして頂くためにものすごく当たり前な理念を定めました。 - 【話:市長の話を聞いた職員】
今回初めて市長からの言葉を聞きました。今までと違う意識を持って取り組んでいきたいです。
市の職員として誇りを持てるように頑張っていきたいです。
各課の30代若手職員と意見交換
一人一人の意識を変えていくため、若手職員との意見交換も積極的に行い、改善のヒントにしています。
- 【話:宮崎市 清山 智憲市長】
約4,000人いる職員の意識や行動を少し変えるだけでもすごく大変です。もう少し一人一人が市役所の顔として活躍でき、やりがいを感じる職場になっていけばいいなと思っています。
職員一人一人が自覚を持ち、信頼される市役所へ、市政運営とともにどう内部改革を進めるのか、組織のトップとしての舵取りにも注目です。
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