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2023年05月22日
宮崎県立美術館で7月2日まで開催「日本の切り絵7人のミューズ」(2023年05月20日放送)
身近な"紙"という素材の特性を最大限に活かした切り絵
日本ではお祭りや着物と結びつきながら独自の切り絵文化を発展させてきました。
この展覧会では、日本を代表する女性の切り絵作家7人の代表作や新作およそ110点が展示されています。
切り絵作家 蒼山日菜さん
世界中にファンが多く様々な賞を受賞
代表作「Voltaire」
19世紀の哲学者のアイドルと言われたボルテールさんの小説の一節を切り抜いたもの。
全て一枚の紙から切り出された手の込んだ作品を間近で見ることができます。
東京オリンピックの公式アーティストに選ばれ、高級時計OMEGAとコラボした作品「OMEGA Tokyo2020olyampic」
全てハサミだけで制作しているそうです。
お馴染みのお菓子森永のクッキーのパッケージデザインの元になった作品
テーマ"女神"のコンセプトが蒼山さんの作品と合致したことで抜擢されたそうです。
切り剣 masayo さんの作品
生き物をテーマに立体感と生命力にあふれる作品が特徴
松原真紀さんの作品
福岡県八女市の伝統工芸品手すき和紙を使用した"自然"、"命あるもの"をモチーフとした作品
「本望」
特別展示 宮崎の切り絵ー神楽のえりもの
霧島東神社で行われる祓川神楽で使用される「えりもの」を展示
日本で「切り絵」という言葉が使われ始めたのは昭和40年代だとも言われていますが、紙を切って造形するという方法は昔から神前での儀式のために使われてきた伝統文化です。
日本の切り絵 7人のミューズ
7月2日(日)まで開催
時間:午前10時 ~ 午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料:一般 800円、中高生 500円、小学生以下 無料
休館日:月曜
トークイベントやワークショップも随時開催!!
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