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特集
2021年05月17日
廃材からアート作品を作る「CHAOS WORKS」(2021年05月15日放送)
今回は、県内でアート作品を手掛けている男性6人のグループ「CHAOS WORKS(カオスワークス)」をご紹介しました。
展示されている色彩豊かで独創的な作品の数々は、すべてゴミとして捨てられているものから生まれた作品です。
CHAOS WORKS(カオスワークス)というグループ名の由来
chaosは混沌、物の集まりといった意味で、様々な職人が集まったグループ。
代表 太田 誠也さん ・戸髙 博さん ・久保田 満さん ・平谷 穣さん ・川畑 匠平さん
約10年前から活動を始めたカオスワークスのメンバーは美容師・漆作家・農家など、それぞれ別の仕事をしながら作品作りを続けています。
活動を始めたきっかけは、サーフボードからでる廃材でした。
サーフボードのコーティング過程で使用するポリエステル樹脂(FRP)は、多めに使うことで仕上がりがきれいになりますが、毎回3分の1ほどが余ってしまいます。
余ったポリエステル樹脂は固まると再利用ができないため、これまでは毎回廃棄処分となっていました。
日常の一部となっていたサーフィン。その過程で処分されても自然に返らないゴミが発生するという現状を目の当たりにしたことが、活動のきっかけとなりました。
これからもサーフィンを続けるため、廃棄されるごみを少しでも減らせればとCHAOS WORKSの活動が始まり、現在は「未来は僕らの手の中」という共通の思いでメンバーそれぞれが作品を表現しています。
また、植物を使って動物の生きた証を表現する太田さんの作品が評価され去年出品した作品が宮崎県美術展のデザイン部門で特選を受賞しました。
CHAOS WORKSでは今後ワークショップや展示会、作品の販売等を通じて自分たちの活動を広めていきたいとしています。
■お問い合わせ
CHAOS WORKS
宮崎市昭栄町110-2
TEL:0985-69-6626
URL:https://www.chaosworks-jp.com/%E9%89%A2
Instagram:chaosworks_official
https://www.instagram.com/chaosworks_official/