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2020年10月19日

No.57 一平ホールディングス社長 村岡 浩司さん(宮崎市出身)(2020年10月17日放送)

九州から世界を目指す一平ホールディングス社長 村岡 浩司さんは、地域の農業資源を生かしたオリジナル商品を作り出す仕事をしています。

01 村岡 浩司さん

九州の素材だけで作るという斬新な発想で生まれた九州パンケーキは国内だけでなく、海を越えてアジアでもヒットしました。

02 九州パンケーキ

熊本県人吉市。
3カ月前豪雨災害に見舞われたこの被災地で、あるプロジェクトが動き出していました。
球磨川沿いにある発船場は、人吉市を代表する観光スポットでしたが7月豪雨によって甚大な被害を受け今も復旧が進んでいません。
九州各地から有志が集い復興に向けた取り組みがスタートしました。
村岡さんの会社が展開する九州パンケーキは賑わいの回復に向けた大きな目玉の1つです。

03 村岡 浩司さん

1970年3月、レタス巻きの元祖で知られる寿司屋の家庭に生まれた村岡さんは家業を継ぐのが嫌で高校卒業後はアメリカに留学しました。
ビンテージの家具やジーンズなどに興味を持ち、バイヤーを始め、地元でもやってみようとスタートしたのが「ピッケル」というお店でした。
当時流行の最先端をいっていたお店も経営に行き詰まり、やがて廃業。その後、28歳から寿司職人になりました。

04 アメリカに渡った当時の村岡さん

実家の寿司屋で働くかたわら、大型商業施設の進出で揺れていた中心市街地の活性化にも力を注いでいました。
そんな時に大きな転機となったのが2010年、口蹄疫でした。
口蹄疫によって、みんなが大変になり、自分の会社も大変になりました。
新しいものを作らないといけないと追い詰められた中で最初から海外を狙う、海外に通用するものを作りたいと思いました。
それを考えた時に「九州」という島としてメッセージを届けようと考えたのです。

05 当時を語る村岡さん

そんな発想から生まれたのが九州全県の素材で作った「九州パンケーキ」。
この商品の開発を機に村岡さんの九州から世界への挑戦が加速していきました。

綾町の松井農園 松井晃一さんも「最初20aだった田んぼも今は50aまで増えました。うまい具合に九州パンケーキに引っ張られています。」と話します。

06 地場もん国民大賞を受賞した九州パンケーキ

しかし、口蹄疫を乗り越え海外展開を更に伸ばそうとしていた今年、新型コロナウイルスが全世界を襲いました。
今年3月新型コロナの影響で客足が減少した飲食店は試行錯誤の日々を過ごしていました。
村岡さんにとって、自粛生活は九州や世界に向いていた目線をふと足元に落とすきっかけにもなりました。
村岡さんが生まれ育った場所のほど近く空き家となっていたこの場所を改装して
村岡さんは新たな出会いやアイデアが生まれる拠点を作ろうとしているのです。

07 作り途中の憩いの場所

その場所に来てお互いに相談し合って事業が生まれるとか、学生や不安な時に相談できる仲間が集まる場所として、顔の見える関係性がとても重要になると考えました。
アイデアを形にするため動き始めた村岡さんの周りには自然と仲間たちが集まります。

08 鬼束 準三さん

  • 【パーク・デザイン(日南市)鬼束 準三さん】
    「村岡さんは目的に向かってまっすぐ、どんな障害があっても突き飛ばして向かっていかれるようなイメージです。」

09 CMディレクター今村 直樹さん

  • 【話:CMディレクター今村 直樹さん】
    「村岡さん自身は大きな意味ではクリエイターかもしれないけど、何かを生み出していくプロデューサーだと思います。こちらから何か手伝ってあげたくなるそんな方です。」

今月14日新商品のメディア発表で、MATCHA MODEを打ち出しました。
鹿児島県志布志市の「和香園」と開発し、今月14日から販売開始いています。
およそ2年かけて海外展開を見据えてきた新商品は、コロナ禍での船出となりました。

逆境に立ち向かい突き進む村岡さん、その原動力は高校卒業後に描いた大きな夢でした。

  • 【話:一平ホールディングス社長 村岡 浩司さん】
    「九州のブランドをトランクに詰め込んでもう一回アメリカに挑戦したい。」

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