警察犬になるための資質などを競う日本警察犬協会の審査会で門川町の下田和士さんが所有するシェパードが内閣総理大臣賞と警察庁長官賞をダブル受賞しました。

このシェパードは4歳のオス「フィクタ　フォン　ミヤザキ　シモダ」号です。

日本警察犬協会のチャンピオン法定審査会には全国の予選を勝ち抜いたシェパードおよそ70頭が出場。
立ち姿や毛並みをはじめ飼い主も審査を受け日本チャンピオンに輝きました。

現在は、茨城県のトレーナーの下で訓練を受けていて、４日は久しぶりに門川町に里帰り。
成長した姿に、下田さんは目を細めていました。

「フィクタ　フォン　ミヤザキ　シモダ」号はこれから災害現場での行方不明者の捜索や追跡訓練を受け、警察犬としての活動を目指します。

（フィクタフォンミヤザキシモダ号の所有者　下田和士さん）
「（飼育に取り組んで）49年にして自分の繁殖で日本一をとれることができて感謝しています。使役犬として素晴らしいものを持っているので、それを生かすように訓練にも力を入れて、社会のために役立つように育てていきたい」

日本警察犬協会のチャンピオン法定審査会は、今年4月に行われ8月に審査結果が出ました。