2日午後、宮崎市で竜巻と見られる突風が発生し、農業用ハウスに被害が出ました。気象台は4日にかけ、竜巻などの激しい突風が発生する恐れがあるとして、注意を呼びかけています。

こちらは2日午後2時半ごろ、宮崎市小松で撮影された映像です。竜巻とみられる突風によって、農業用ハウスのビニールがはがれ、空中に巻き上げられています。

宮崎市と気象台によりますと、突風は小松地区や跡江地区で確認され、少なくとも農業用ハウス6棟に被害が出ました。けが人や住宅への被害は、確認されていません。

宮崎地方気象台は、現地に調査班を派遣し、詳しい状況を調べています。

県内は、秋雨前線や台風18号から流れ込む湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定になっていて、南部平野部を中心に活発な雨雲がかかっています。

2日夜から4日にかけ、竜巻などの突風や落雷、急な強い雨に注意してください。