29日の宮崎県内は、上空の寒気の影響で山沿いを中心に雪が降り積もったところがあり、鰐塚山では初冠雪が観測されました。

こちらは、29日午前9時ごろのえびの高原の様子です。
白い雪が降り積もり、銀世界が広がっていました。
県内は、上空の寒気の影響で冷え込みが強まり、五ヶ瀬町鞍岡で氷点下1.5℃、日向市で氷点下0.8℃を観測するなど、各地で真冬の寒さとなっています。

宮崎市と日南市、三股町にまたがる鰐塚山では、初冠雪が観測されました。
鰐塚山で初冠雪が観測されたのは2年ぶりで、平年より5日遅くなっています。
こうした中、事故も発生しています。

29日午前7時すぎ、高千穂町の国道218号でカーブを走っていたトラックがスリップし、対向車線を走っていた大型トラックに正面衝突しました。
警察によりますと、29日、高千穂署管内では、路面凍結が原因とみられるスリップ事故が7件発生しているということです。

山沿いでは雪が残っているところがあるため車の運転などに注意が必要です。