旧安倍派の政治資金パーティー収入を巡る問題で、2018年から2022年にかけて、116万円のキックバックを受けていた長峯誠議員が、5日、参議院の政治倫理審査会に出席しました。

長峯議員は、キックバックを認識した2020年以降も、政治資金収支報告書に適切に記載していなかったことについて、自身と秘書の間で情報共有がなされていなかったためと弁明し、謝罪しました。

（長峯誠　参議院議員）
「事務所内での連携不足により、不正確な内容の収支報告を提出してしまうという痛恨のミスを犯してしまいました」
「国民の政治不信を招いた事に深くお詫び申し上げます」

また、違法性を認識しながらキックバックを再開した事への旧派閥幹部の説明について「今　出ている証言を全て突き合わせると矛盾があると思っている」と述べました。