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2025年03月06日 16時18分

陸上自衛隊・霧島演習場で春の訪れを告げる「野焼き」40年前からの恒例行事

宮崎県えびの市と鹿児島県湧水町にまたがる陸上自衛隊・霧島演習場で、春の訪れを告げる野焼きが行われました。

霧島演習場の野焼きには、陸上自衛隊都城駐屯地や鹿児島県の国分駐屯地などから約540人が参加しています。この野焼きは、山林火災の防止や害虫駆除などを目的に、40年以上前から毎年この時期に行われています。

6日は、前日までの雨の影響で野焼きができるか心配されましたが、火は順調に広がり、霧島演習場の7割、約770万平方メートルに広がっていきました。

(陸上自衛隊第43普通科連隊 新納敏矢 副連隊長)
「本演習場は我々が訓練を行う道場みたいなものです。今後とも、この整備された演習場でしっかり訓練をして、任務を遂行できるようにしたいと思います。」

野焼きを終えた霧島演習場では、4月上旬にはカヤの新芽が出始めるということです。

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