シリーズでお伝えしている春の全国大会を前に…今回は全国高校選抜大会に3年ぶりに出場する日向高校女子ソフトボール部です。

日向高校女子ソフトボール部は創部48年。現在、部員は23人です。チームは去年10月の県予選決勝で日南学園を6対0で破り3年ぶり2回目の全国大会出場を決めました。

指導するのは久保真由美監督、成長を続けるチームに期待を寄せます。
（久保真由美監督）
「昨年インターハイを経験していて、経験値の高いチームだと思っています。2人の投手が急成長を遂げていて投手陣を中心としたチームです。全国大会は結果にこだわって1勝とは言わず、上位進出を目指して戦っていきます。」

宮崎県予選優勝の原動力となったのが2人のピッチャー。去年からエースとしてマウンドに上がる塩月夢乃投手、緩急自在のピッチングが持ち味です。

（塩月夢乃投手）
「しっかり一戦一戦戦って、みんなの目標は全国制覇なので、ピッチャーとしてもみんなを引っ張っていけるようにします。目標は全国制覇です。」

そして久保監督が全国大会で上位進出のカギを握ると話すのが、去年秋から急成長した前田梨甫投手です。

（前田梨甫投手）
「（急成長の要因は）練習時間は短いんですがその中で自分の持っている課題を解決できるように考えながら投球をしてます。まずはエースに負けない全国で戦える投手になれるように、仲間とできる最後のソフトボール人生なので楽しんでいきたいです。」

打撃陣を引っ張るのは、入学当初からレギュラーでショートを守る中武咲良選手。
走攻守3拍子揃い勝負強いバッティングをみせます。

（中武咲良選手）
「全国大会では自分のプレーがしっかり発揮できチームに貢献できるように頑張ります。チームのために1点取れるように打ちます。」

チームは14年ぶりにユニフォームを新調、新たな歴史を刻むべく全国の強豪に挑みます。

日向高校女子ソフトボール部、チームワークで全国制覇するぞ！