来月13日に告示される宮崎県・日南市長選挙を前に、立候補を表明している3人による公開討論会が開かれました。

この討論会は、投票率の向上につなげようと、日南青年会議所が開きました。
日南市長選挙に立候補を表明しているのは、現職の高橋透氏と、新人で元新聞記者の鎌倉優太氏、新人で宇宙航空研究開発機構＝JAXAの種子島宇宙センター所長を務めた長友正徳氏の3人です。

3人は、会場を訪れたおよそ400人を前に、市長として一番力を入れたい政策などについて、自らの考えを述べました。

（新人　鎌倉優太氏）
「力を入れたいのはふるさと納税です。稼いだお金をまずは医療に使っていきたいと思います。地域全体でお医者さんを育てていく」

（新人　長友正徳氏）
「人口減少が加速しています。市政を変えないと本市は今世紀末を待たずに消滅してしまいます。日南再生を実現させます」

（現職　高橋透氏）
「人口減少対策と地域経済の活性化の2つの取り組み。緩めることなくしっかり前に推し進める必要があります。出生数を増やす施策を2期目にはさらに取り組みたい」

任期満了に伴う日南市長選挙は、来月13日に告示され、来月20日に投開票されます。