夏の海水浴をきれいな海で安心して楽しんでもらおうと、宮崎県内の海水浴場で水質調査が行われています。

水質調査は県内6市町村にある15の海水浴場で、8日から順次行われていて、遊泳期間前と遊泳期間中に実施しています。

このうち日南市の大堂津海水浴場では、日南保健所の職員3人が水質調査を行いました。職員は海に入り透明度を目視で確認したり、深さ50センチほどの所にある海水を採取しました。採取した海水は大腸菌の数や油膜の有無など6項目を県の衛生環境研究所で検査します。

保健所によると、2024年は水質を調査した県内15ケ所の海水浴場のうち5段階評価で最も良い「ＡＡ」が14ケ所で、大堂津海水浴場も「ＡＡ」の評価だったということです。

（宮崎県日南保健所　衛生環境課　永石大介課長）
「この結果が良好なものを確認したうえで、是非県内外からたくさんの海水浴のお客さんが来られることを期待しています。」

水質調査の結果は6月下旬に県のホームページなどで公表される予定です。