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暑さに強い新しい米「ひなた舞」収穫 えびの市で本格作付け
2026年10月15日 18時20分
宮崎県内有数の米どころ・えびの市では、今年から本格的な作付けが始まり、暑さに強い米「ひなた舞」が収穫されました。
生産者からは「育てやすい米」という声が聞かれました。
(森山裕香子記者)
「こちらの田んぼでは、新しい品種『ひなた舞』の収穫が行われています。穂を見てみるとしっかりと育っているのが分かり黄金色に輝いています」
えびの市下大河平地区にある勘場孝次さんの田んぼでは、今年6月に50アールの水田に作付けした「ひなた舞」をコンバインで収穫していきました。
県内の主力品種の「ヒノヒカリ」は、猛暑の影響で米粒が白く濁るなどの品質低下が課題となっていました。
こうした中で開発された「ひなた舞」は宮崎県が14年かけて開発した新しい品種で、今年から本格的な作付けが始まりました。
勘場さんは、4ヘクタールの水田で「ヒノヒカリ」も生産しています。
勘場さんは、「ひなた舞」は収穫期間を長く確保できるなど作業期間を分散できると話します。
(勘場孝次さん)
「非常に育てやすい稲。田植え時期もある程度選べる。早く作付けしても収穫は『ヒノヒカリ』よりも遅くなる。だから(ヒノヒカリと作業を)すみわけができる」
そして「ひなた舞」の暑さや病気への強さを実感しています。
(勘場孝次さん)
「乳白心白、高温障害がないです。きれいな透き通った米です。病気に強い。ほとんど見受けられません」
ヒノヒカリの栽培では、高温の影響による品質低下や病気への対策のため、土壌の改良などに費用がかかっていましたが、そのコスト削減にもつながると話します。
また、ヒノヒカリよりも10アールあたり約100kg収量が多くなるため、「ひなた舞」の普及に期待を寄せています。
(勘場孝次さん)
「ヒノヒカリと同等程度の味が出ています。(味を)消費者が受け入れられるかどうかが問題。(消費者の)評価をもらわないと(作付けは)増えないので、今年が一番大事な年かなと思います」
県によりますと、今年の「ひなた舞」の作付けは約150ヘクタールで行われていて、来年は約900ヘクタールでの作付けを目指しています。
県によりますと、大手スーパーなどでの「ひなた舞」の販売は未定だということです。










