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値上げの波は『おでん』にも 「いつまでも庶民の味方でいたい」 おでん店主の思い
2026年11月05日 18時20分
朝と晩は冷えるようになりましたよね。
最近はいろんなものの値上がりが続いていますが、寒くなってくると食べたくなるあの料理にも、物価高の波が押し寄せています。
(森山裕香子記者)
「冬といえば『おでん』の季節ですが、このおでんの具材にも、いま値上げの波が押し寄せています」
都城市で70年以上続くおでんの店「おでんジャングル」です。
この道25年の店主は、今までにない値上げの波を感じていると話します。
(おでんジャングル 本野昌明店主)
「最近だとキャベツ、大根、肉。なんこつを使っているんですけど、なんこつも値上がりして、だいぶ打撃ですね」
キャベツは1年前、1玉220円で仕入れていましたが、今年に入り400円を超える時期もあり今は1玉340円で仕入れているということです。
また1年前1本198円だった大根は、320円にまで値上がりしているといいます。
農林水産省によりますと、9月の長雨や日照不足に伴う低温の影響で、これらの野菜の出荷量が減り値上がりにつながっているということです。
(おでんジャングル 本野昌明店主)
「品物もあまりよくないです。悪いとこをはぶけば、(1本から取れるのは)4切れくらいかな」
おでんに欠かせない具材が軒並み値上がりする中、ジャングルではメニューの価格を変えずに提供しています。
(おでんジャングル 本野昌明店主)
「全然値上げはせずにやっているんですよ。値上げするのも、お客さんに申し訳ないと思って。頑張って、据え置きでそのままで。10円、20円上げたとして、正直、お客さん離れも怖いのかなと感じています」
「値上げは考えていない」店主の思いは、お客さんにも伝わっているようです。
(大阪から)
「安いよ。大阪だったら、4、5倍あります」
(熊本から)
「こんなにクオリティ高くて、具材も大きくて、この値段で食べられるのはありがたいなと思います」
(おでんジャングル 本野昌明店主)
「正直、(値上げは)よくはない。でも生産者の方を考えると、作業の大変さとかを見ると、(原材料の高騰は)仕方ないのかなと思って。そこは私たちが頑張るしかないのかなと思います。たかがおでん、されどおでんじゃないけど、いつまでも庶民の味方でいたいと思って」
値上げが続く中、庶民の味方「おでん」を守る努力が続いています。










