朝晩は涼しくなってきた一方、季節の変わり目で体調を崩す方も多いのではないでしょうか。
そこで、今日のテーマは「腸活」。腸内環境を整えることで体調改善を目指しましょう。
管理栄養士で腸活アドバイザーでもある、eat Linkの黒井春菜さんに話を伺いました。

季節と腸の関係

夏の暑さや冷たいものを摂りすぎると腸の働きが乱れ、ストレスが蓄積されるそうです。
特に今年の夏は厳しい暑さが続いたため、腸内環境が乱れやすくなっている方が多いかもしれません。
加えて、気温や湿度の急激な変化も腸に影響を与えます。
腸は「第二の脳」とも言われるほど重要で、腸内環境を整えることが免疫力の向上につながります。
つまり、腸が元気だと体も元気になるのです。

腸活に役立つ食材を探しに新富町へ

腸活におすすめの食材がある、宮崎県新富町にある「みらい畑」の石川美里さんを訪ねました。
石川さんは8年前に宮崎に移住し、農業の課題である耕作放棄地の問題を解決するため、2017年に就農し農業を始めました。
石川さんは「腸活歴5年」のベテランです。

みらい畑では、手のひらサイズの「ミニ野菜」を育てています。

例えば「グリーンパンツ」という小さなズッキーニや「ごちそうナス」というミニナスなど60種類の野菜を育てています。
これらのミニ野菜は、見た目のかわいさだけでなく、栄養価が高いのが特徴です。ミニ野菜は、野菜の皮と身の間や種に含まれるファイトケミカル（抗酸化作用や免疫力の向上、美肌効果などに期待される）を丸ごと食べることで効率的に栄養を摂取できると言われています。

土づくりは、有機質のものを使い、1カ月程度太陽の熱で地中の温度を上げ、土の消毒を行う「太陽熱土壌消毒」も行っています。

腸活にぴったりなミニ野菜のぬか漬け

特に石川さんがおすすめする腸活食品は、ミニ野菜を使った「ぬか漬け」です。
ぬか漬けには、ぬか床に含まれる乳酸菌が豊富に含まれており、ミニ野菜の食物繊維と合わせて腸内環境を整える効果があります。

ぬか床は、新富町の老舗漬物工場「キムラ漬物宮崎工業株式会社」の、厳選された材料で作られています。
特別栽培米の「米ぬか」「塩」「昆布」「唐辛子」を入れた独自ブレンドの熟成ぬか床を使用しています。

石川さんはミニ野菜を使ったぬか漬けのアレンジレシピも提案しています。

「ぬか漬け（グリーンパンツ）の春巻き」は、グリーンパンツやチーズや大葉を春巻きに包んで揚げるだけ！

オクラのぬか漬けを使った「ぬか漬け（オクラ）の豆乳スープ」は、鮭やきのこと一緒に煮込んだスープで、寒い時期にぴったりです。
材料）・お好みのぬか漬け・鮭・きのこ・豆乳200ml・水100ml・鶏ガラスープの素（小１）・オリーブオイル（小1）

誰でも簡単にぬか漬けを楽しめる

手軽にぬか漬けを楽しむための「ぬか漬けパック」も販売しています。
冷蔵庫で一晩置くだけでぬか漬けができ、初心者でも簡単に作れます。
インターネットでの定期販売のほか、フーデリー・ハーティーながやま・ラディッシュなどの店頭販売も。

「オンラインぬか漬け教室」も週に一度開催していて、全国どこからでも参加可能です。
ぬか漬けの漬け方やコツを学びながら、腸内環境を整えることができます。

■腸活ミニ野菜
腸活ミニ野菜野菜セット付き 1コース　4,500円
Instagram：https://www.instagram.com/choukatsu_32831/
HP：https://miraibatake.jp/