行楽の秋！
今回は北陸・富山県を訪れ、豊かな自然や歴史に触れる旅を満喫しました。
富山県には、北アルプスの立山連峰、富山湾の新鮮な海の幸、そして世界遺産など魅力がたくさんありました。

羽田空港から富山空港へ、スムーズな空の旅

旅の始まりは飛行機で。
宮崎空港（7:35発）から羽田空港（9:15着）を経由して富山に向かいます。
羽田空港では手荷物を受けとる必要もなく、ターミナル内を移動するだけなので便利。
乗り継ぎ便が遅れた場合でも、乗客の情報をもとにアテンドやバス手配がされるため安心。
羽田空港（10:05発）に乗れば、富山空港（11:05着）に到着し、午後からすぐに観光ができます。

呉羽山（くれはやま）展望台で絶景を堪能

富山に着いたら、まずは「呉羽山展望台」へ。
ここからは富山市内が一望でき、さらに北アルプス立山連峰の山々も見渡せます。
標高3000メートル級の山々が連なり、紅葉が色づいた景色は絶景。
秋の澄んだ空気と美しい紅葉が広がる富山らしい風景を楽しめます。

富岩運河環水公園で歴史体験

富山駅からすぐ近くにある富岩運河環水公園（ふがんうんがかんすいこうえん）で、船に乗って約60分のクルージング。
この運河は、明治時代に神通川の災害対策として建設され、昭和初期には物資を運ぶために活用されていた歴史を感じる場所で、現在は観光客が多く訪れるスポット。

■富岩水上ライン
乗船料金：片道1700円（路面電車片道乗車券付）

中島閘門

「中島閘門（なかじまこうもん）」では、上流と下流の水位差2.5メートルを調整する「水のエレベーター」を体験することができます。
昭和9年に建てられ、90年以上経った今も現役で稼働しているのには驚き！

港町・岩瀬地区のレトロな街並みを散策

岩瀬地区では、江戸時代の面影が残るレトロな街並みを散策しました。
ここはかつて、北海道と大阪を結ぶ北前船の寄港地のひとつとして栄えた場所。
交易で財を成した船主の旧家が並ぶ街です。

旧馬場家住宅

北陸の五大北前船主に富山県で唯一選ばれた「旧馬場家住宅」では、当時の豪商たちの暮らしぶりを堪能できます。
100年以上前に建てられた大広間や見事な庭園は、その時代の栄華を味わうことができます。

■入館料　大人：100円　高校生以下：無料

 豪雪地帯の世界遺産集落「五箇山・相倉（ごかやま・あいのくら）」

富山県南砺（なんと）市の世界遺産「相倉合掌造り集落」。
冬の豪雪に対応した急勾配の茅葺きの合掌造りが特徴的な建築様式。
100年～350年前に建てられた約20棟の合掌造りの家屋が残っており、現在も地元の人々が暮らしています。
1995年に世界文化遺産に登録されました。貴重な合掌造り集落を、地域住民が支え合って守り続けているのだそう。

■民宿・展示館「勇助」
入館料 大人：300円、中高生：200円、小学生：100円、幼児：無料

伝統工芸「芋の」製作を体験

富山県高岡市「能作（砂型に溶かした金属を流して作る鋳物製品の会社）」では、伝統工芸品「鋳物」製作を見学できます。 

大正5年創業の工房では、真鍮（しんちゅう）や錫（すず）を使った製品が作られており、その製作工程を間近で見学することができます。

■工場見学
参加費無料（約30分）事前予約が必要

鋳物制作体験

■能作 工場見学・鋳物製作体験

• 90分コース（中学生以上）【小鉢・ぐい呑み・小皿・箸置】3300円 ～ 4400円　
• 30分コース【動物箸置・花箸置】小学生550円　小学生以外1100円

オンライン・メール予約OK　電話0766-63-0001（受付時間 9時 ～ 17時）

海の幸を堪能 富山湾寿司

旅の締めくくりは、富山市の「歩寿司本家」で、「富山湾寿司＝富山県内の寿司店で2700円 ～ 5500円で提供。富山湾の旬の地魚・富山県産米のシャリで握る10貫の寿司と汁物）」を堪能しました。
立山連峰から栄養豊富な水が流れ込み、環境が整った富山県の海の幸を贅沢に味わうことができます。
富山ならではの「きときと＝新鮮」な魚介を堪能し、最高のグルメ体験を堪能できます！

■シロエビ
富山県の特産品。大量に獲れるのは富山湾だけで、甘みが濃縮された絶品！

■ノドグロ
脂がたっぷり乗った高級魚。ふわふわした食感とジューシーな旨味が口いっぱいに広がります。 

後半は来週につづきます！